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バンクシーの細断絵画、売買成立 作品名は「愛はごみ箱の中に」

落札直後に細断されたバンクシー作品の売買が成立

落札直後に細断されたバンクシー作品の売買が成立

競売大手サザビーズは11日、落札直後に額縁の仕掛けで細断された覆面アーティストのバンクシーの作品について、売買が成立したと発表した。もとの作品名は「少女と風船」だったが、新たに「愛はごみ箱の中に」と名付けられている。

「少女と風船」は5日、140万ドル(約1億5000万円)で落札されたが、その直後、額縁に仕掛けられていたシュレッダーで細かく切り刻まれてしまった。サザビーズは「バンクシーにまんまとやられたようだ」と述べていた。

落札者は欧州の女性コレクターで、サザビーズの長年の顧客でもある。この女性は今回、「あの晩に生み出された新たな作品」を購入する決断を下したと明らかにした。

購入価格は同じ140万ドルで、バンクシー作品としては2008年の最高記録に並ぶ金額となっている。

バンクシーは6日、インスタグラムに動画を投稿。「競売に備えて数年前に」額縁に仕掛けていたというシュレッダーを示すとともに、ピカソの「破壊衝動は創造の衝動でもある」との言葉を引用した。

サザビーズによると、購入者の女性も「先週落札が決まって作品が細断された時にはショックを受けた。だが次第に、芸術史の一部を自ら所有することになると思うようになった」と語ったという。

サザビーズは「予想外の形で生まれたこのパフォーマンスアートは、一瞬にして芸術史に残る作品となり、史上初めて競売中に新たな作品が生まれる結果になった」としている。

ロンドンにあるサザビーズのギャラリーでは、13日から14日にかけて「愛はごみ箱の中に」が一般公開される見通し。

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