優勝候補のブラジル敗退、クロアチアがまたもPK戦制す カタールW杯

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PK戦で優勝候補のブラジルを破り、喜びに沸くクロアチアの選手たち/Laurence Griffiths/Getty Images

PK戦で優勝候補のブラジルを破り、喜びに沸くクロアチアの選手たち/Laurence Griffiths/Getty Images

(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会は9日、準々決勝のクロアチア対ブラジルの試合が行われ、1―1からのペナルティーキック(PK)戦の末にクロアチアが勝利した。優勝候補と目されたブラジルが姿を消す、劇的な幕切れとなった。

試合は0―0のまま90分を終えて延長戦に突入。ここでブラジルのネイマールが味方との素早いパス交換から鮮やかに先制ゴールを決める。ネイマールはこのゴールで代表通算77得点となり、母国の「王様」ペレに並んだ。

これでブラジルが勝ち抜けるかに思われたが、クロアチアもペトコビッチがゴールを決め、土壇場で同点に追いつく。

続くPK戦ではクロアチアのゴールキーパー、リバコビッチがブラジルの1人目のキッカー、ロドリゴのシュートをセーブ。この後4人が決めたクロアチアに対し、ブラジルはマルキーニョスのシュートがポストをたたき万事休す。クロアチアの準決勝進出が決まった。

クロアチアは決勝トーナメント1回戦の日本戦に続き、PK戦での勝利を飾った。

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