NY自動車ショーが中止に、デルタ株流行や対策措置の増加で

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自動車見本市の「ニューヨーク国際自動車ショー」が中止になった/Natan Dvir/Bloomberg/Getty Images

自動車見本市の「ニューヨーク国際自動車ショー」が中止になった/Natan Dvir/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 2週間後に開催が迫っていた自動車見本市の「ニューヨーク国際自動車ショー」が中止になった。主催者が発表した。新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」流行やその対策措置の増加が要因としている。

昨年のショーは新型コロナの流行で中止となっていた。今年は例年の4月開催を遅らせて今月20~29日に開く予定だった。

主催者は「デルタ株の症例数の増加と州や地元当局が最近発表した感染防止対策の増加」を中止の理由に挙げた。

ニューヨーク市は先ごろ、屋内での一般向けイベントへの入場にはワクチン接種の証明が必要になると発表した。レストランやフィットネスジム、屋内型娯楽施設などもその対象となっている。

同ショーは1900年から続く歴史があり、例年100万人を超える来場者がいる。

ライバルのシカゴオートショーは今年、通常の2月開催を延期して先月15~19日に開かれた。通例100万人を超える来場者が10万人にとどまった。出展する自動車メーカーが少なく、展示規模を縮小していた。

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