トヨタ、米リフトの自動運転部門を買収

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トヨタ自動車が米配車サービス大手リフトの自動運転部門を5億5000万ドルで買収する/Al Seib/Los Angeles Times/Getty Images

トヨタ自動車が米配車サービス大手リフトの自動運転部門を5億5000万ドルで買収する/Al Seib/Los Angeles Times/Getty Images

香港(CNN Business) トヨタ自動車が米配車サービス大手リフトの自動運転部門「レベル5」を5億5000万ドル(約600億円)で買収することがわかった。両社は今回の買収によって世界各地の約1200人の研究者やエンジニアからなる「ドリームチーム」が出来上がるとうたっている。

統合された部門は、トヨタが1月に立ち上げたウーブン・プラネットの傘下となる。ウーブン・プラネットは自動運転やスマートシティー、ロボット関連など次世代技術への投資を目的にしている。

ウーブン・プラネットの本社は東京にあるが、今回の買収によって、シリコンバレーやロンドンにも開発拠点を拡大することになる。

一方、リフトは新型コロナウイルスの打撃から復活するための取り組みを進めており、現金を必要としていた。リフトは2020年、18億ドルの赤字を計上している。リフトの直近の収支報告書によれば、今年後半には黒字化するとしている。

トヨタはここ数年、製品群の近代化に巨額の投資を行っている。昨年には独フォルクスワーゲン(VW)から自動車販売世界首位の座を奪回した。トヨタはまた、日本で新しいスマートシティーの建設を進めており、その街の道路は自動運転に活用される見通し。

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