プリゴジン氏の搭乗機、モスクワの北に墜落 当局が確認
(CNN) ロシア連邦航空局は、民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏が、23日にモスクワの北、トベリ州に墜落した機体に搭乗していたと確認した。
ワグネルとつながりのあるSNS「テレグラム」のチャンネルは、プリゴジン氏がモスクワの北での飛行機墜落事故で死亡したと伝えた。同チャンネルはこれまでプロパガンダ映像を公開したり、ワグネルの広報部門からリンクを張られたりしていた。
CNNはこのチャンネルの主張を確認できていない。他のプリゴジン氏やワグネル関連のチャンネルは沈黙を保っている。
トベリ州の墜落現場に出動する消防士=23日/Investigative Committee of Russia/Reuters
ロシアの国営メディアは、プリゴジン氏の名前が墜落機の搭乗名簿にあると伝えた。
プリゴジン氏はワグネルの創設者。プーチン大統領を長年支えてきたが、今年政府に対する軍事反乱を扇動した後はその関係性が変化していた。
ワグネルがロストフナドヌを去り、南部軍管区の本部を車で出るプリゴジン氏=6月24日/Alexander Ermochenko/Reuters