英語学習と自己投資

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

事実、昔ならば、欲しい商品があればお店で購入していたが、最近は、お目当ての商品をまずお店で下見してから、ネットで同じものを探して購入する人が増えているというのだ。そこには消費者心理のお得感をくすぐる様々な仕掛けがある。ネット購入ならば、時間を選ばずに買い物ができる。荷物を店舗から運ばなくてもいい。ポイントが貯まる。買いにくい商品もこっそり買えるなどその人その人にお得な理由付けがある。欲しいものをお得に手に入れるのは当たり前で、そこに更にプラスのおまけもなければ満足しにくいマインドになっているのだ。

英語学習も同様の付加価値が求められている。オンラインであれば、自分の時間割を組んで勉強できる。学習履歴が自動バックアップされるので、時間が十分に取れなくてレッスンを途中で中断しても、次回は中断した箇所から続けられる、といった時間の節約が可能である。その上、お気に入りの先生を選べるところも増えている。難しい箇所は分かるまでなんども繰り返すこともできる。さらに、オンライン辞書にアクセスでき、その場で分からないことも、他人の目を気にせず納得するまで調べられる。もちろん、移動時間も無ければ、教室までの電車賃もかからず、どしゃぶりだろうが、大雪だろうが、天候に左右されることなく、学習環境が保たれ、継続できる。従来の英会話教室では得られない自由な選択肢が揃っている。しかも授業料もお手頃で授業のクオリティーも高い。断る理由が見つけにくいほど、オンライン学習は進化を続けているのが現状だ。

順序と環境

どんなに早く手軽に情報が得られようとも、その情報を下地にアクションを起こさなければ、せっかくのいい情報も生きてこない。オンライン英語学習をコストパフォーマンス的にも優れていると選択しても、それをどう使っていくかの作戦がへなちょこでは得られる効果も期待薄だ。戦える武器を持っても、正しい戦い方を知らねば、負けてしまう。できるならば短期決戦に持ち込み、さっさと終わらせてしまいたい。

最初に例として挙げたセリーヌ・ディオンは、世界デビューに打って出ていくのに英語を武器に選んだ。21歳の時に翌年の22歳の時には英語のアルバムを出すという明確な見取り図を描いて、一年という短期決戦で目標を遂げた。

大工は無駄に釘を打たない。という言葉がある。

大工は家を建てる時に、まずは設計図を描く。出来上がる家の全体像を先に明確にイメージしてから、そこから土台を作り、コツコツと順序よく、積み上げ式に家を形にしていく。積み上げの順番を組む時は完成形から逆算してはじめれば無駄な釘打ちは無い。とにかく完成形を初めに決めて、正しい努力をする。この順番が大事なのだ。

どこに自分の果たしたい夢が届くべきなのか、その夢の到着地を先に決めてから動き出すのだ。そうしないと今の努力は無駄な釘打ちになってしまうのだ。だから、まずは、英語を話すことでかなえられる自分の夢の到着地を決めることが大事なのだ。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]