アルゼンチンとコロンビア、関係改善へ「具体的な措置」講じる

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アルゼンチンのミレイ大統領(右)とコロンビアのペトロ大統領/Getty Images

アルゼンチンのミレイ大統領(右)とコロンビアのペトロ大統領/Getty Images

(CNN) 南米のアルゼンチンとコロンビアは2日までに、共同声明で、両国の関係改善に向けて「具体的な措置」を講じたと明らかにした。両国の関係は、アルゼンチンのミレイ大統領がCNNとのインタビューの中で、コロンビアのペトロ大統領を「テロリストの人殺し」と発言したことで悪化していた。

3月31日に発表された共同声明によれば、両国の外務省がミレイ氏とペトロ氏の指示を受けて会談を行った。

声明は「両国政府はあらゆる違いを克服し、この関係を強化するための具体的な措置を講じた」と述べた。

関係改善に向けた措置のなかには両国の外交官の帰任も含まれる。コロンビアは先週、ミレイ氏の発言を受けて、首都ボゴタからアルゼンチンの外交官全員を追放していた。

ミレイ氏はインタビューの中で、ペトロ氏について、「テロリストの人殺しに多くは期待できない」と発言していた。ゲリラ出身のペトロ氏は、2022年の大統領選で勝利し、コロンビア初の左派の大統領となった。

ロイター通信によれば、コロンビアは1月、ミレイ氏の同様の発言を受けて、駐アルゼンチン大使を召還していた。

ミレイ氏は大げさな物言いで知られ、昨年大統領に就任して以降、周辺の指導者と衝突している。

ミレイ氏はインタビューの中で、メキシコのロペスオブラドール大統領について、「無知」と発言していた。

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