イエメンで米空軍のドローンが墜落、原因調査中

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米軍の無人機「MQ―9リーパー」=2015年/Isaac Brekken/Getty Images/File

米軍の無人機「MQ―9リーパー」=2015年/Isaac Brekken/Getty Images/File

(CNN) イエメン西部ホデイダ付近で19日早朝、米軍のドローン(無人機)1機が墜落し、原因調査が進められている。米当局者2人がCNNに語った。

墜落したのは、主に偵察機として使われる空軍のMQ―9リーパー。撃墜されたのかどうかは明らかでない。

イエメンの反政府武装組織フーシはX(旧ツイッター)に、ドローンはミサイルで撃ち落とされたとする声明を投稿した。

フーシは昨年11月、イエメン沖で米軍のMQ―9リーパーを撃墜していた。

米軍はフーシが紅海で繰り返す商船襲撃への報復として、イエメンにあるフーシ関連拠点への攻撃を続けている。

米中央軍によると、17日には移動式の対艦巡航ミサイル3発、無人艇と無人潜水艇各1隻が米海軍艦や商船に差し迫った脅威を及ぼしているとの判断に基づき、イエメンのフーシ支配地域で自衛を目的とする計5回の攻撃を実施した。

紅海につながるアデン湾では19日、ベリーズ船籍の貨物船がフーシの攻撃を受け、乗組員が脱出した。フーシの報道官は「米英の侵略」に対する報復攻撃だと発表した。

米中央軍によると、イエメンのフーシ支配地域から貨物船を狙って対艦弾道ミサイル2発が発射され、1発が命中した。米同盟国の軍艦や近海の商船が救援に駆け付けた。

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