ロシアとウクライナ、数百人規模の捕虜交換

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ロシア国防省が8日に公開した映像には捕虜交換で解放されてバスに乗ったロシア軍人らの様子が映っている/Russian Defense Ministry/Handout/Reuters

ロシア国防省が8日に公開した映像には捕虜交換で解放されてバスに乗ったロシア軍人らの様子が映っている/Russian Defense Ministry/Handout/Reuters

(CNN) ロシアとウクライナの間で8日、数百人の捕虜交換が行われた。

ロシア国防省の発表によると、アラブ首長国連邦(UAE)が仲介する交渉を通じ、ロシア兵100人とウクライナ国防軍の兵士ら100人の捕虜交換が実現した。

解放された兵士はロシア空軍が空路帰還させ、健康状態や精神状態を診断するとしている。

ウクライナの戦争捕虜対応調整本部によると、解放されたウクライナ人は兵士49人と国境警備隊員25人、領土防衛隊の兵士など。最年長は62歳、最年少は20歳だった。

ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は「全員が故国に戻った」とテレグラムに書き込み、解放された捕虜の帰国を報告。「ひとり残らず取り戻すまで我々は努力をやめない」と言い添えた。

ウクライナとロシアは1週間前にも数百人の捕虜交換を行っていた。1月24日にウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州でロシアの輸送機「IL―76」が墜落して以来、初めての捕虜交換だった。

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