リトアニア、ベラルーシとの国境検問所2カ所を一時閉鎖 ワグネルに懸念

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リトアニアとベラルーシの国境検問所=12日/Petras Malukas/AFP/Getty Images

リトアニアとベラルーシの国境検問所=12日/Petras Malukas/AFP/Getty Images

(CNN) リトアニアは16日、隣国ベラルーシとの国境の検問所2カ所を一時閉鎖すると発表した。ロシアの民間軍事会社ワグネルがベラルーシに移転したことを受けた安全保障上の措置。

リトアニアとベラルーシの国境には検問所が6カ所あり、そのうちの2カ所を18日から一時閉鎖する。

一時閉鎖について、リトアニアのビロタイテ内相はワグネルのベラルーシ移転への対応措置だと説明。「安全保障上の新たな脅威と国境で起こり得る挑発行為を管理することを目的とした予防措置のひとつだ。これにより、国境警備隊はベラルーシとの国境における対応能力を再配置し、国境の保護にこれまで以上に注力できるようになる」と述べた。

ベラルーシの隣国ポーランドもこのほど、兵士約1万人をベラルーシ国境に配備すると発表。ロシアで反乱を起こしたワグネルは現在、ロシアの同盟国であるベラルーシに駐留している。

リトアニアの国境検問所2カ所の一時閉鎖は同国の運輸通信省が提案し、政府が16日に計画を承認した。

閉鎖される検問所では軽車両の通行のみ認められている。これらの検問所の職員は最大の検問所に配置されるという。

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