エリザベス女王、バルコニーにサプライズ登場 英記念行事最終日

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バッキンガム宮殿のバルコニーに並ぶエリザベス女王ら=5日、英ロンドン/Bernadette Tuazon/CNN

バッキンガム宮殿のバルコニーに並ぶエリザベス女王ら=5日、英ロンドン/Bernadette Tuazon/CNN

ロンドン(CNN) 英エリザベス女王(96)の在位70年を祝う記念行事「プラチナ・ジュビリー」最終日の5日、女王がバッキンガム宮殿のバルコニーにサプライズで登場した。

エリザベス女王は初日の2日、パレードの最中に不調を訴え、3日と4日のイベントは欠席していた。

5日はチャールズ皇太子夫妻、ウィリアム王子夫妻と3人の子どもにとともにエリザベス女王がバルコニーに登場。明るい緑のワンピース姿で杖を手にした女王が満面の笑顔で姿を見せると、集まった人たちは英国旗を振り、大歓声を上げていた。

英王室が4日に発表した女王のメッセージでは、「これほど多くの人たちが、私のプラチナ・ジュビリーを祝うために集まってくれたことを光栄に思い、深く心を打たれています」「全ての行事に参加することはできなかったとしても、私の心はいつも皆さんと一緒でした。これからも私の家族に支えらえれ、皆さんのために全力を尽くします」と述べていた。

今回のジュビリーの行事で女王がバルコニーに登場したのは、2日に続いてこれが3回目。今回は3分間姿を見せて国歌の斉唱を見守った。

赤、白、青の照明弾が打ち上げられ、ミュージカル「マンマ・ミーア」のキャストによる「ダンシング・クイーン」の歌声が流れる中、一家はもう一度手を振ると、宮殿内に戻って行った。

この日はロンドン中心部で6000人が参加するパレードも行われ、英国内や英連邦から集まった兵士やパフォーマー、ボランティアなどが3キロの道のりを練り歩いた。

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