オーストラリア北部準州で記録的豪雨、6人が行方不明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
エアーズロック(ウルル)の表面を雨水が流れ落ちる様子をとらえた画像

エアーズロック(ウルル)の表面を雨水が流れ落ちる様子をとらえた画像

(CNN) オーストラリアの北部準州が記録的な豪雨に見舞われ、幼い子どもを含む6人が行方不明になっている。

警察が28日までに発表したところによると、25日に西オーストラリア州と北部準州の州境を移動していた車2台が行方不明になった。1台には大人2人と子ども1人、もう1台には3人が乗って移動していたが、目的地に到着していないという。

北部準州のアリススプリングズから南へ約40キロ離れた道路では車1台が流され、川に向かって転落し始めた。車は何度か回転してから木に当たって止まり、運転者と同乗の1人は脱出したが、アジア人観光客の男性1人が取り残されて一時安否不明となった。男性は27日午後、軽いけがをした状態で見つかった。

北部準州は乾燥した土地だが、気象当局者によると西海岸からの低気圧に覆われて豪雨となった。

同州南西部の小さな町では24時間足らずのうちに231.6ミリと、通常の1カ月分の5倍以上に相当する雨量を記録。1メートルを超える浸水で500人ほどの住民が全員避難した。

この地域で激しい雨が降ることはめったにないため、雨量計もほとんど設置されていないという。

インターネット上では同州の観光名所、エアーズロック(ウルル)に大雨が降る光景の写真が世界中に拡散した。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]