中国、一人っ子政策に終止符 高齢化受け「2人目」容認

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中国政府は1970年代から続く「一人っ子政策」を近く撤廃する見通し

中国政府は1970年代から続く「一人っ子政策」を近く撤廃する見通し

(CNN) 中国の国営新華社通信は29日、1970年代から続いてきた「一人っ子政策」の事実上の撤廃が近いことを伝えた。今後は1組の夫婦につき2人の子どもを持つことが認められるという。

新華社は共産党が発表したコミュニケを引用し「バランスの取れた人口増加を推進するため、中国は人口統制に関する基本的な国策を維持しつつ、人口開発に関する政策を改善する」「高齢化問題の予防的対応として、中国は『1夫婦につき2人の子ども』政策を完全実施する」と伝えた。

この政策転換は、4日間にわたる中国共産党の重要会議、中央委員会第5回全体会議(5中全会)の後に発表された。

中国の人口は現在、13億人以上。一人っ子政策は人口増加を抑制するために1970年代に始められた。

政策に従わない人々に対し、地方政府の役人たちは時に堕胎や不妊手術を強制したり、重い罰金を課すなどしてきた。

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