中国、南シナ海に3本目の滑走路を建設か

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中国による南シナ海の埋め立ては、米中首脳会談の主要議題になるとみられる

中国による南シナ海の埋め立ては、米中首脳会談の主要議題になるとみられる

南シナ海では中国と東南アジア諸国が領有権を争っている。中国が昨年、岩礁の埋め立てを加速したことに対し、近隣諸国は強い警戒感を表明。米国も工事の即刻中止を求めてきた。

中国は今年6月、埋め立て作業はほぼ完了したと発表したが、埋め立てた島に各種施設を設ける工事は続けるとの方針を示していた。

ポーリング氏によれば、ベトナムやフィリピン、台湾、マレーシアもこの海域に滑走路を建設しているが、現在主流となっている第4世代ジェット戦闘機には対応していない。

中国の習近平(シーチンピン)国家主席は来週、米国を訪問する。オバマ米大統領との会談では、南シナ海での埋め立て工事が主要議題のひとつとなる見通しだ。ポーリング氏によると、3本目の滑走路建設が両首脳の間の溝をさらに深める事態も懸念される。

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