漂着した残骸、不明マレーシア機と同型の可能性強まる

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仏領レユニオン島沖で発見された航空機の残骸=Réunion 1ère

仏領レユニオン島沖で発見された航空機の残骸=Réunion 1ère

レユニオン島サンドニ(CNN) インド洋西部のフランス領レユニオン島で見つかった航空機の一部と見られる残骸について、米ボーイングの調査団は、777型旅客機の部品に間違いないとの見方を強めている。関係者が明らかにした。

乗員乗客239人を乗せて昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空370便には、ボーイング777型機が使われていた。このため航空専門家で組織する国際調査団は、見つかったのは370便の残骸の可能性があるとみて調査を進めている。

レユニオン島の警察によると、30日にはスーツケースの残骸と思われる物体も漂着し、関連を調べている。

世界の航空事故調査サイトによれば、世界で行方不明になっている777型機は370便のみ。

機体の一部と見られる残骸は29日、レユニオン島の海岸の清掃作業中に見つかった。ボーイングの専門家は写真を詳しく調べた結果、777型機の部品に間違いないとの確信を強めている。刻印された番号が777型機の部品と一致することも分かった。

残骸は777型機の右翼のフラッペロンと呼ばれる部品の模型図と一致しているように見える。同部品は軽量で、内部に空洞を持つ構造のため揚力が働く。

マレーシア首相も30日、残骸が777型機のものである可能性は「極めて大きい」と述べた。

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