マレーシア航空機、地対空ミサイルで撃墜か ウクライナ東部

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マレーシア機墜落の瞬間

(CNN) マレーシア航空のアムステルダム発クアラルンプール行きボーイング777型機が17日、ウクライナ東部で墜落した。同機には乗員乗客298人が乗っていた。ウクライナ政府は「テロリスト」が同機を撃墜したと非難している。

米高官はCNNに対して、米政府も同機が撃墜されたとの結論に至ったと語ったが、何者が撃墜したのかを名指しすることは避けた。バイデン副大統領も「事故ではなく、空中で吹き飛ばされた」と述べた。

一方、ロシアのプーチン大統領は、悲劇が起きた責任はウクライナ政府にあると強調した。

ウクライナの政府高官によると、同機は親ロシア派の武装勢力が制圧しているウクライナ東部ドネツク州トレーズ近郊に墜落した。高度約1万メートルを飛行中だったという。

米当局者によると、墜落の直前に、地対空ミサイルシステムが起動して航空機を追跡する様子をレーダーがとらえていた。米政府はミサイルの軌道を調べて発射場所を特定する作業を進めている。

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