ホムスで一時停戦、民間人は脱出へ シリア

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政府軍の爆撃により破壊されたアレッポの建物=アレッポメディアセンター提供

政府軍の爆撃により破壊されたアレッポの建物=アレッポメディアセンター提供

ただ、民間人が脱出した後、ホムスに残った人たちに対して政府軍が総攻撃を仕掛けるのではないかとの懸念も高まっている。これについて米国務省のサキ報道官は憶測を避け、国連の車列がホムスに入ることが重要だと強調した。

一方、シリア人権監視機構(本部・英国)は6日、アレッポで国際テロ組織アルカイダ系のヌスラ戦線などイスラム武装勢力が収監者の解放を宣言して、アレッポ中央刑務所を制圧したと伝えた。

これに対して別の反体制派の活動家は、占拠されたのは刑務所の一部にすぎないと話すなど、情報は錯綜(さくそう)している。

この活動家によると、同刑務所には推定3000人が収監されており、政治犯が多数を占める。拘束者の少なくとも800人は女性だという。

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