エジプト検察、ムルシ前大統領らを取り調べ

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ムルシ前大統領の息子に単独インタビュー

カイロ(CNN) エジプト国営メディアによると、同国の検察は13日までに、解任されたムルシ前大統領らに対し、抗議デモ参加者の殺害やスパイ行為の疑いで取り調べを始めた。一方、ベブラウィ暫定首相は閣僚候補との会談を予定するなど、暫定政権の組閣作業を進めている。

ムルシ氏は支持母体、ムスリム同胞団系の自由公正党幹部や同胞団メンバーらとともに告発された。

3日のクーデター以降軟禁状態にあるとされるムルシ氏を巡っては、ドイツ外相が12日、釈放を求める声明を発表。米国務省のプサキ報道官も軍の「政治的意図」を非難して釈放を呼び掛けた。

米国はエジプトの政変を正式に「軍事クーデター」と認定した場合、法律上同国への援助凍結を余儀なくされる。プサキ氏はこの問題について、クーデターかどうかは「まだ断定していない。時間をかけて検討する」と述べた。

国営メディアによれば、ムルシ氏解任後に暫定副大統領に就任したエルバラダイ氏は14日から15日にかけて閣僚候補と会談し、16~17日には組閣を完了させる構え。新内閣のメンバー約30人の中にはムルシ前政権の閣僚も数人含まれる見通しだという。エルバラダイ氏は、副首相ポストを安全保障担当と経済担当の2つ設けると表明している。

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