タンザニアで建設中のビル倒壊 懸命な救助活動続く

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ダルエスサラーム(CNN) タンザニア最大の都市ダルエスサラームで29日、建設中の16階建てのビルが倒壊した。政府関係者や救助隊によると、この事故で少なくとも4人が死亡、60人が行方不明になっており、行方不明者の中には5人の子どもが含まれていると見られる。

現場はカリアコーと呼ばれる人通りの多いビジネス街で、普段ならはるかに多くの犠牲者が出ていた可能性もあったが、幸い29日は休日だったため、現場には行商人や買い物客はほとんどいなかった。

倒壊したビルに隣接するモスク(イスラム教礼拝所)に小さな空き地があり、ビルはその上に倒れた。その空き地は普段子どもたちの遊び場になっているが、目撃者によると、事故当時遊んでいた10~15人の少年たちは無事に避難したという。しかしモスクの声明によると、4人の少年が依然として行方不明だという。

事故後、捜索犬を使った救助活動が行われていたが、29日夕方以降は重機によるがれきの撤去作業が行われているという。

タンザニアの赤十字によると、これまでに4人の遺体を回収し、少なくとも13人を救助したが、そのうち2人は重体だという。赤十字は夜を徹して救助活動を行うとしている。

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