英皇太子夫妻、ヨルダンのシリア人難民キャンプを訪問

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ヨルダンのシリア人難民キャンプを訪れたチャールズ皇太子(右)

ヨルダンのシリア人難民キャンプを訪れたチャールズ皇太子(右)

(CNN) 英チャールズ皇太子とカミラ夫人は13日、ヨルダンにあるシリア難民のキャンプを訪問した。

夫妻が訪れたのは国連と国連児童基金(ユニセフ)、国際援助団体の「セーブ・ザ・チルドレン」が運営するキャンプで、内戦を逃れてきたシリア人約1000人が生活している。難民の子どもたちは皇太子夫妻のために歌を歌った。

ユニセフによれば、1日に約7000人の難民がヨルダンに押し寄せているという。

同日、セーブ・ザ・チルドレンはシリア内戦により200万を超す子どもたちが心の傷や栄養失調、病気などの被害に遭ったとする報告書を発表した。内戦のために約3人に1人が体に傷を負ったほか、予防接種が困難になったことで十分に予防接種が受けられない子どもが約3分の2に上るという。

欧州連合(EU)は13日、シリアの首都ダマスカスの郊外で、同地のEU代表部に勤務するシリア人職員がロケット弾で死亡したと発表した。住民に人道援助物資を届けている最中に被弾したという。

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