南極大陸で小型機が行方不明、3人搭乗 悪天候で捜索遅れる

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(CNN) ニュージーランドの海上保安当局は24日、南極大陸でカナダ人3人が乗った小型航空機が消息を絶ったと報告した。強風などの悪天候のため捜索作業の実施が難航している。

海上保安当局の声明によると、ニュージーランドの救難担当地域内で行方不明機に搭載される非常事態時の位置通報装置が作動したのは同国現地時間の23日午後10時ごろ。同機は南極点からイタリアのテラノバ湾基地へ向かっていたという。

ニュージーランドの救難調整センターの当局者によると、同国の航空機とヘリコプターが捜索のため待機しているが、天候条件が極度に悪く出動が遅れている。約46メートルの風速に加え、降雪がさらにひどくなるとの予報が出ている。

カナダや米国、イタリアも捜索の準備に加わっている。

行方不明の航空機には5日間の生存が可能とみられる装備品や物資が積まれているという。

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