パキスタンの少女銃撃事件で9人逮捕、主犯格の行方追う

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タリバーンに銃撃されたマララ・ユスフザイさん 写真提供:QEHB CHARITY

タリバーンに銃撃されたマララ・ユスフザイさん 写真提供:QEHB CHARITY

パキスタン・スワート(CNN) パキスタンでイスラム武装勢力タリバーンを批判していた少女が銃撃された事件を巡り、同国の警察は25日までに、事件に関与したとみられる9人を逮捕・拘束したことを明らかにした。主犯格とされる男はまだ逃走を続けているという。

この事件では女性の教育を受ける権利を主張してタリバーンを批判していたマララ・ユスフザイさんが学校から帰宅途中に銃撃され、頭部に重傷を負った。

警察は、事件が起きた同国北西部スワート地区に住むアッタ・ウッラ・カーン容疑者(23)を主犯格とみて、行方を追っている。同容疑者は化学を専攻する修士課程の学生だという。マララさんを銃撃した実行犯なのか、それとも殺害を計画した首謀者なのかは不明。

逮捕・拘束された9人のうち、男6人は銃撃を支援した容疑がかけられている。残る3人はカーン容疑者の婚約者や母親など親族。

マララさんは英バーミンガムの病院で治療を受けている。病院によれば、24日現在、容体は安定し、快方に向かっているという。

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