ISAF、アフガン治安部隊との合同作戦を一部中断

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(CNN) アフガニスタンに駐留する北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)は18日、アフガン治安部隊との合同作戦を一部中断する方針を明らかにした。

イスラム教の預言者ムハンマドを侮辱したとされる米映画に対する抗議デモの影響や、ISAF要員がアフガン治安要員に攻撃されるケースが増えていることに対し、兵士らの安全を確保することが目的としている。

カーニー米大統領報道官は同日の記者会見で「連携、支援活動は今後、主として大隊以上のレベルで行う。それ以下のレベルでの協力はケースバイケースで検討する」と説明。一方で、2014年までの撤退に向けてアフガン側へ治安権限を移譲していく計画に変更はないと強調した。

これに先立ち、ISAFの報道官も同日、治安状況の悪化を受けて警戒を強化し、アフガン住民との交流を慎重に再検討すると述べていた。状況が改善すれば元に戻す可能性もあるという。

アフガンでは最近、同国の治安要員または兵士や警官を装った武装勢力がISAFを攻撃するケースが続発。今年1月から8月中旬までの間に、ISAF要員50人以上が死亡した。

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