反イスラム映画めぐるデモ、世界各地で続く 2週目に突入

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米国のライス国連大使は米FOXテレビとのインタビューで、デモに参加しているのは昨年来の中東民主化などに不満を持つ少数の「過激集団」にすぎないと強調。敵視されているのは米国全体やその政策ではなく、米政府とは関係のない「悪趣味な映画」だと述べた。

これに対してイスラム教徒の権利を主張する米イスラム会議(AIC)のザイナブ・スワジ氏は、映画は暴動の口実にすぎないとの見方を示し、現地の政府がデモを沈静化させるよう、米政府から要請すべきだと主張した。

また米シンクタンク、外交問題評議会(CFR)のエド・フサイン氏は、イスラム教国の国民らが自国での経験から、政府の認可を得ずに映画が製作されたはずはないと思い込んでいる可能性を指摘した。

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