米軍、原爆投下に使ったテニアン島の飛行場を再建へ 中国への対抗

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北マリアナ諸島テニアン島のノース・フィールド飛行場=1945年3月31日/PhotoQuest/Archive Photos/Getty Images

北マリアナ諸島テニアン島のノース・フィールド飛行場=1945年3月31日/PhotoQuest/Archive Photos/Getty Images

(CNN) 米空軍が第2次世界大戦で日本への原爆投下の出撃地となった太平洋のテニアン島の飛行場を再利用する計画を立てていることがわかった。米太平洋空軍のトップが語った。

ケネス・ウィルズバック司令官(空軍大将)は今週公開のNikkei Asiaとのインタビューで、テニアン島のノース・フィールド飛行場は再建が完了したら「大規模な」施設になると述べた。米陸軍航空軍の最後の部隊が1946年に利用を終えて以降、同地は林が生い茂っている状態にある。

「今後数カ月で大きな進展があるだろう。特にテニアン・ノースでだ」とウィルズバック氏は語った。空軍は島の中心部にあるテニアン国際空港でも施設を増やす予定。

太平洋空軍はウィルズバック氏のコメントを確認したものの、本件に関する公式なリリースはないと言い添えた。

テニアン島は米領北マリアナ諸島の一部で、ハワイの西約6000キロにある。面積101平方キロで、人口はわずか約3000人。

Nikkei Asiaによると、ウィルズバック氏は飛行場の運用を開始する時期には触れなかった。

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