シカと間違え10代少年を射殺、32歳男を訴追 米ジョージア州

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米国で、狩猟中の17歳の少年が同僚のハンターにシカと間違われ射殺された/WFOX/Family Photos

米国で、狩猟中の17歳の少年が同僚のハンターにシカと間違われ射殺された/WFOX/Family Photos

米ジョージア州で32歳の男が一緒に猟をしていた10代少年をシカと間違え射殺する事件があり、警察は10日までに、猟に違法な武器を使った容疑などで男を訴追したことを明らかにした。

同州グリン郡の保安官事務所によると、訴追されたのはヘクター・ロメロ・ヘルナンデス容疑者で、7日に地元収容施設に勾留された。誤射により重大な傷害を負わせた疑いや、無許可で猟を行った疑いも持たれている。

ロメロ容疑者はまだ予備審問に出廷しておらず、弁護士が付いているかどうかは不明。

事件は9月28日に発生。グリン郡警察の発表によると、ボビー・レーンさん(17)が深い茂みにいた際、別のハンターがレーンさんを動物と間違えて銃撃した。

通報を受けた警察や天然資源当局が駆けつけたところ、他のハンターと一緒に付近のガソリンスタンドにいるレーンさんを発見。レーンさんはこの時のけがが原因で地元病院で死亡した。容疑者とは知り合いだった。

ジョージア州では既に弓矢による猟のシーズンが始まっているものの、銃器による猟の開始は10月19日からとなっている。

いとこの男性はCNN系列局の取材に、レーンさんは「黄金の心」を持っていたと振り返り、「子どもにこんなことが起きるなんて」「本当につらい」と話している。

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