1歳女児殺害事件、8歳男児を訴追 米アラバマ州

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(CNN) 米アラバマ州で1歳の女児が殺害される事件があり、同州バーミンガム警察は10日、8歳の男児を殺人容疑で訴追したと発表した。

警察によると、死亡したのはケルシ・ルイスちゃん。男児はケルシちゃんが泣き止まないことにいら立って暴行し、殺害したとされる。ケルシちゃんは頭部に重傷を負い、臓器も損傷していた。

ケルシちゃんの母親のカテラ・ルイス容疑者(26)は10月10日午後11時ごろ、ルームメートと連れ立ってクラブへ出かけていた。ケルシちゃんの世話は、このルームメートの2歳~8歳の子ども5人に任せていたという。

2人は翌午前2時ごろ帰宅したが異変には気づかず、翌朝になってベビーベッドで動かなくなっているケルシちゃんを母親が発見。警察に通報があったのは午前10時半ごろだった。警察は検視の結果、ケルシちゃんは殺害されたと断定した。

もし母親が帰宅した時点でケルシちゃんの様子を確認していれば、命を救うことができたかもしれないと警察は見ている。ルイス容疑者は過失致死容疑で訴追され、保釈金1万5000ドル(約180万円)を払って保釈された。

殺人容疑に問われた8歳の男児は、残るルームメートの子ども4人とともに、州当局の保護観察下に置かれている。

バーミンガム警察によると、男児は過去訴追された者の中で最年少。司法省によると、同州では14歳以下は裁判の対象にならないという。

弁護士によるとルイス容疑者は、警察の発表内容は事実と異なると主張して容疑を否認しているという。

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