難攻不落のゲーム「テトリス」、13歳少年がついに制覇 米

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ウィリス・ギブソンさんのテトリスのスクリーンショット/From aGameScout/Youtube

ウィリス・ギブソンさんのテトリスのスクリーンショット/From aGameScout/Youtube

(CNN) 米オクラホマ州に住む13歳の少年が、難攻不落といわれたゲーム「テトリス」をついに攻略したらしい。

テトリスでレベル157に到達したのはウィリス・ギブソンさん(13)。リリースから約40年たつ同ゲームでこのレベルに到達したのは、人間のプレーヤーではギブソンさんが初めてと思われる。

テトリスをクラッシュさせたギブソンさんは、2日にユーチューブに投稿した動画の中で「気絶しそう。指の感覚がない」とコメントしている。動画には「このゲームを始めた時は、クラッシュできる、つまり制覇できるなんて思いもしなかった」という説明が添えられていた。

テトリスは旧ソ連のエンジニア、アレクセイ・パジトノフさんが1984年に創作し、任天堂のゲーム機で人気になった。ギネス記録によれば、テトリス公式版はこれまでに200種類以上がさまざまなゲーム機や端末向けにリリースされている。

遊び方は単純だ。上から落ちてくるさまざまな形のブロックを操作して組み合わせ、横一列に並べる。レベルが上がるほどブロックが落ちる速度は速くなる。何十年も人気を保ち続けている理由はその単純さにあると専門家は言う。

プレーヤーが到達できる最高レベルは、2011年まではレベル29と考えられていた。

しかしレベル29の壁が打ち破られると、プレーヤーはテトリス世界選手権などの大会を通じてさらに高いレベルを目指すようになり、「ハイパータッピング」「ローリング」などの技が編み出された。

ギブソンさんは23年の世界選手権で3位に入っていた。記録を破ったのは人間としてはギブソンさんが初めてだが、テトリスをプレーするAIは21年、ゲームの設定を操作することでレベル236に到達している。

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