Apple Watch最新モデルの販売再開 米控訴裁、輸入禁止命令を一時差し止め

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Apple Watch「Series 9」/Michael M. Santiago/Getty Images

Apple Watch「Series 9」/Michael M. Santiago/Getty Images

ワシントン(CNN) 米アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」最新モデルの販売が米国で停止された問題をめぐり、米連邦巡回控訴裁は27日、対象製品の輸入禁止命令を一時的に差し止めた。

アップルは米太平洋時間の28日正午から、公式サイトで最新モデルなどの販売を再開すると発表した。

Apple Watch「Series 9」「Ultra 2」などの新モデルは、他社の特許を侵害していると認定した米国際貿易委員会(ITC)の判断を受け、米国への輸入が禁止された。アップルはこれを不服として26日に緊急申し立てを行っていた。

ITCの輸入禁止命令を控訴裁が一時的に差し止めたことを受けて米税関は、アップルが行った問題のモデルの設計変更について検討する。税関は1月12日に決定を発表する見通し。アップルは26日の申し立ての中で、このまま販売禁止が続いた場合、「回復不可能な損害」を被ると主張していた。

アップルは、禁止命令の執行を差し止めた米連邦巡回控訴裁の決定を歓迎するとコメント。Apple WatchのSeries 9とUltra 2は米国内の一部店舗で27日から販売を再開し、数日中に販売を拡大するとした。

ITCの10月の判断では、医療機器メーカー、マシモの特許をアップルが侵害していると認定し、Apple Watch最新モデルなどの米国への輸入を禁止した。

ただし販売が禁止されたわけではなく、アップル直営店以外では販売を続けていた。

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