「iPhone X」の顔認識、13歳未満の子どもは苦手?

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「X」はほぼ全面がスクリーンになっている=Apple

「X」はほぼ全面がスクリーンになっている=Apple

ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルは27日、年内に発売するスマートフォンの新製品「iPhone X」の顔認識技術について、13歳未満の子どもの場合は精度が低くなる可能性があることを明らかにした。

iPhone Xに搭載される顔認識機能の「フェイスID」では、前面のカメラとセンサーでユーザーの顔の特徴を読み取って持ち主本人かどうかを確認し、画面ロックを解除する。

アップルによると、他人がiPhoneのロックを解除できてしまう確率は、現在のiPhoneに搭載されている指紋認証機能の「タッチID」では5万分の1だったのに対し、フェイスIDの場合は100万分の1になる。

しかし子どもの場合、「顔を識別できる特徴が十分に発達していない可能性がある」ことから、これよりも精度は低くなるという。言い換えれば、子どもは1年もたてば成長して顔が変わってしまう可能性が大きい。

さらに、双子やよく似た兄弟姉妹の場合も識別が難しいかもしれないと述べ、「もし不安を感じる場合は、パスコードを使った認証を推奨する」とした。フェイスIDは、5回失敗するとパスコードの入力を求められる。

iPhone Xは11月に発売予定だが、フェイスIDに関連した問題のために製造が滞っているという情報もあり、発売時期に影響が及ぶ可能性もある。

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