iPad Airと新型miniをレビュー、手に取った印象は?

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バッテリーの持続時間が勝負の鍵を握るか

バッテリーの持続時間が勝負の鍵を握るか

ただひとつ、タブレット端末メーカーがそろって行き詰まりを示している重要ポイントは、バッテリーの持続時間だろう。

現状では各社とも、半日の壁を破れずにいる。プロセッサーの性能を上げるとバッテリー消費も増えてしまうため、iPad Airと新型miniはいずれも、センサーを制御する「M7コプロセッサ」を搭載してA7チップの負担を減らすことでバッテリーを節約している。

アップルからこのところ、マニアを喜ばせる派手な新製品や秘密のサプライズが飛び出さないのは、手堅い経営判断の結果といえるだろう。

専門家によれば、タブレット端末市場では現在、買い替えによる売り上げが新規購入をしのぐ伸びを示している。各メーカーは、すでに自社製品を持っている顧客が買い替えで他社へ逃げないよう引き止める必要がある。

小型化、高速化を巡る小競り合いから抜け出して勝者となるのは、バッテリーの問題を制する者ではないだろうか。

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