プロサーファーのカラニ・デービッドさん、サーフィン中の発作で死亡 24歳

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2019年、ハワイ・オアフ島でのサーフィンの大会に出場したカラニ・デービッドさん/Ed Sloane/World Surf League/Getty Images

2019年、ハワイ・オアフ島でのサーフィンの大会に出場したカラニ・デービッドさん/Ed Sloane/World Surf League/Getty Images

(CNN) ハワイ出身のプロサーファーでスケートボーダーのカラニ・デービッドさんが17日、中米コスタリカでサーフィン中に発作を起こして亡くなった。24歳だった。父のデービッド・デービッドさんが明らかにした。

デービッドさんはサーフィンとスケートボードの両方で世界大会に出場して実績を残した。Xゲームズのプロフィルによると、子どもの頃からサーフィンとスケートをして育ち、14歳でベテランとみなされるほどの才能の持ち主だった。

14歳で出場した2012年のISA世界ジュニアサーフィン選手権パナマ大会は、団体と個人で金メダルを獲得した。

インスタグラムのデービッドさんのページは、サーフィンやスケートボード、釣りの動画や写真であふれている。

19年のメンズ・ジャーナル誌の記事によると、デービッドさんはウォルフパーキンソンホワイト症候群という難病をわずらい、発作を抑えるための心臓手術を受けていた。

6月には波乗りをする自身の写真を投稿し、「発作が続いているので医師からは、発作が止まるまで運転もサーフィンもしてはいけないと言われている。サーフィンはできるけれど、もし発作が起きて救助が間に合わなければ、脳の空気が足りなくなって死ぬか植物状態のどちらかになる」と打ち明けた。

「2カ月の間に運転中に1回、水中でもう1回、発作があった。ここ数年は寝ている間に発作が起きる。天使が見守ってくれているのかも。なんでこんなに運よく今まで生きているのか分からないから。そろそろきちんとしなければ。人生を先へ進んで少なくともスケートと釣りができるように!」

3週間前にはスケートボードでさまざまな技を披露する動画をインスタグラムに掲載した。これが最後の投稿となった。

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