ヨット・アメリカ杯 オラクル・チーム・USAの「野獣たち」はどのように作られたか

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オラクル・チーム・USA。2000年に結成された同チームは、2010年と2013年に続く、大会3連覇を目指す

オラクル・チーム・USA。2000年に結成された同チームは、2010年と2013年に続く、大会3連覇を目指す

ティンダル氏の役割は、「クルーたちに適切な食べ物と飲み物を提供することにより、彼らの健康を維持するとともに、力を発揮し、最高のパフォーマンスを可能にする肉体を作りあげるのを確実にすること」にある。

「食事はこの作戦の重要な要素であり、始まりから今日に至る過程を振り返ると、彼らは信じられないほどの成長を遂げている」とティンダル氏は言う。

「そして彼らは今も成長し続けている。彼らは雑誌の表紙を飾るファッションモデルのような感じではないが、現在の彼らの姿を見ると、肉体は野獣そのものだ」

しかし「野獣」もどこかで立ち止まる必要がある。

マクファーレン氏によると、オーバーロード(過負荷)の危険は常に存在し、「ラグビーでも接触性損傷が非常に多い」という。

「しかし、ここでは体の使用や酷使に伴う負傷が多い。そこで、彼らが体にかける負荷は慎重に管理している」

「そのためにはクルーたちと話し合い、会話をする必要がある。彼らが痛みを訴えたら、少しトレーニングを控え、休息を取るよう助言しなくてはならない」

しかし、彼らがそこまでトレーニングを手控えることはないので、現場の周りのメンバーが気を付けたほうがいいだろう。

この記事はCNN.com内のSAILING SUCCESSの記事を日本向けに編集したものです。

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