ELPのキース・エマーソン氏死去  プログレロックの草分け

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(CNN) プログレッシブ・ロックのグループとして影響力があった「エマーソン・レイク・アンド・パーマー」(ELP)でキーボード奏者として活躍したキース・エマーソン氏が10日夜、米カリフォルニア州の自宅で死去した。71歳だった。

キース氏の死去はフェイスブックのELP公式ページで発表された。

ドラマーのカール・パーマー氏はソーシャルメディアで追悼文を発表。「キース氏は優しい男だった。彼の音楽に対する愛とキーボードプレーヤーとしての演奏への情熱に匹敵する人は今後長年、現れないだろう。先駆者にして革新者でもあり、音楽家としての彼の天才的な才能は、ロックやクラシック、ジャズの世界にいるすべての人を魅了した」と述べた。

そのうえで「彼と出会い共に音楽を作ることができて私は非常に幸運だった。安らかに眠れ、キース」と追悼した。

エマーソン氏は1970年、プログレッシブ・ロックのバンド「キング・クリムゾン」の創設メンバーであるグレッグ・レイク氏と組み、そこにパーマー氏も加わってELPを結成。ELPはアルバム9枚を発売し、うち最初の5枚は米ビルボード200チャートでトップ10入りを果たした。ヒット曲に「ラッキー・マン」「ナット・ロッカー」「フロム・ザ・ビギニング」などがある。

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