スキーW杯でドローン墜落、あわや選手に衝突

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スキー選手とドローンがあわや

(CNN) イタリアで開かれたスキーのワールドカップ(W杯)で、オーストリアのマルセル・ヒルシャー選手(26)が落下してきたドローンに衝突されそうになるハプニングがあり、国際スキー連盟が謝罪した。

ヒルシャー選手は2014年ソチ五輪の銀メダリスト。前回のワールドカップで優勝しており、今季も連覇を狙う。ハプニングが起きたのは22日のスラロームで2回目の滑走中。カメラを搭載したリモコン操縦式のドローンが、ヒルシャー選手の背後のコース上に墜落した。同選手からはわずか数センチしか離れていなかった。

ヒルシャー選手は「恐ろしい」「こんなことが2度と起きてはならない。重大なけがにつながりかねない」と振り返った。一方、インスタグラムへの投稿では、「イタリアの空は大混雑」と冗談めかして伝えている。

ヒルシャー選手は2位に入賞。1位のヘンリク・クリストファーセン選手との差は1秒25だった。

国際スキー連盟はドローンの墜落について「不運な事故」だったとして謝罪。放送局とも連携してドローンが墜落した経緯を調べ、再発防止に努めると表明した。放送局も「詳しい調査を行って、できるだけ早く情報を開示する」と述べ、ヒルシャー選手とスキー連盟に謝罪している。

オーストリアやスイスなどの各国は、大勢の人が集まるイベント会場でドローンを飛ばすことを禁じているが、イタリアは禁止していなかった。

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