米政府、元自転車王者アームストロング氏に賠償請求

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テレビ番組でドーピングについて語ったアームストロング氏(左)=2013年1月

テレビ番組でドーピングについて語ったアームストロング氏(左)=2013年1月

ワシントン(CNN) 米政府は23日夜、ドーピング違反でツール・ド・フランス7連覇のタイトルを剥奪(はくだつ)された元自動車選手のランス・アームストロング氏が、当時スポンサーだった米郵政公社(USPS)との契約に違反したとして、計1億ドル(約100億円)余りの損害賠償を求めると発表した。

司法省がアームストロング氏と同氏のチーム・マネジャー、チーム運営会社を相手取り、ワシントン連邦地裁に訴訟の手続きを行った。

法廷文書によると、USPSは1998年から2004年にかけ、同氏が率いるチームに約4000万ドルの資金を提供した。司法省は今年2月、同氏のドーピングは契約違反に相当したとして、その3倍の額の賠償金を請求する方針を表明。23日の期限までに訴訟に踏み切る構えを示していた。

同氏は昨年10月にタイトルを剥奪され、今年1月のテレビインタビューで選手時代の薬物使用を認めていた。

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