英キャサリン妃の初の肖像画公開 「老け顔」と批判も

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ポール・エムズリー氏が描いたキャサリン妃の肖像画=同氏提供

ポール・エムズリー氏が描いたキャサリン妃の肖像画=同氏提供

ロンドン(CNN) 英王室のキャサリン妃の初の公式肖像画が11日、ロンドンの美術館で公開された。評論家や一般市民からは「実際より老けた顔に見える」という声も上がっている。

マンデラ南アフリカ元大統領らの肖像画も手がけた有名画家ポール・エムズリー氏が描き、英王室歴代の公式肖像画を集めたナショナル・ポートレート・ギャラリーの展示に加えられた。

エムズリー氏は昨年5~6月に撮影したキャサリン妃の写真を基に、3カ月半かけて作品を仕上げた。同氏によれば、キャサリン妃は自身の外面でなく、自然な姿を描いてほしいと話していた。「とても率直で心の広い、温かな人柄が感じられた。当初の構想を変えて笑顔の肖像画にしたのは正しかったと思う」と、同氏は振り返る。

キャサリン妃は作品を見て「素晴らしい」と感想を述べ、ウィリアム王子とともに出来栄えに満足しているという。

しかしツイッターなどでは批判的な意見が飛び交っている。英紙ガーディアンのシャーロット・ヒギンズ記者は、「(吸血鬼映画の)トワイライト・シリーズの登場人物のよう」と酷評。英紙インディペンデントでも、評論家のマイケル・グローバー氏が「悲惨」な作品とこきおろした。

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