新航空会社「フライモジョ」設立へ マレーシア

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フライモジョが導入するボンバルディアC100型機

フライモジョが導入するボンバルディアC100型機

ニューヨーク(CNNMoney) 傘下の航空会社で相次ぐ墜落事故に見舞われているマレーシア政府は17日、同国ランカウイで開かれた業界イベントで、新しい航空会社「フライモジョ」を設立する計画を発表した。

既にカナダの航空機メーカー、ボンバルディアから15億米ドル(約1820億円)で20機を調達する契約を締結。発表にはカナダ当局者も出席した。

マレーシアの航空会社は、昨年12月に乗客乗員162人を乗せた格安航空エアアジアの旅客機がインドネシア沖のジャワ海に墜落。7月にはマレーシア航空MH17便がウクライナ東部の上空で撃墜され、搭乗していた298人全員が死亡した。

239人を乗せて同年3月に消息を絶ったマレーシア航空370便は、インド洋南部で今も捜索が続けられている。

フライモジョが導入するボンバルディアC100型機の座席数は最大150席。マレーシアのスナイ国際空港を拠点空港として、サバ州とサラワク州などの主要都市を結ぶ国内便を運航する。

フライモジョの会長は、空の旅の快適さを追求し、「人間らしさを取り戻す」ことを目標とすると語った。

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