ドイツの武器輸出が増加、ウクライナへの軍事支援強化で

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ウクライナ軍に納入される弾薬の製造を行うドイツの軍需企業の従業員=6月6日、ドイツ/Axel Heimken/AFP/Getty Images

ウクライナ軍に納入される弾薬の製造を行うドイツの軍需企業の従業員=6月6日、ドイツ/Axel Heimken/AFP/Getty Images

(CNN) ドイツ経済省は4日、ドイツの武器輸出の承認が2023年上半期に4分の1増加したと明らかにした。武器の輸出先としてはウクライナが首位だった。

各国がウクライナの反攻を助けるために軍事支援を強化するなか、ドイツは今年だけで約52億2000万ユーロ(約8200億円)相当の軍事装備品の輸出についてライセンスを発行した。

昨年の上半期の総額は41億6000万ユーロだった。

ドイツの武器輸出の3分の1超に相当する約16億5000万ユーロがウクライナ向けだった。輸出先の2位はハンガリーだった。

国務長官は声明で、輸出額について、ドイツが、ロシアによる侵略に対抗するウクライナの自衛を継続的に支援していることを示していると述べた。

ウクライナでの戦争は、多くの欧州の国々に安全保障への取り組みについて再考を迫っている。ドイツは長年にわたって多くの同盟国よりも防衛費を抑制してきたが、現在は防衛費を増強している。ドイツはまた、紛争地域には殺傷能力のある兵器を供与しないという長年の方針を撤回した。

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