「日本人客にノーは禁物」 英観光庁が外国人対応の手引き
(CNN) 英国を訪れる外国人客に、ホテル従業員はどう対応すべきか。英観光庁がこのほど作成した観光業界向けの手引きには、相手の国ごとに興味深いアドバイスが並んでいる。
「カナダからの訪問客を米国人と呼んではいけない」「インド人は愛想が良いが、気が変わりやすい」――大胆に言い切るその内容は、一部の英メディアから不評を買っているようだ。
ロシア人は長身なので、天井の高い部屋を用意するべきだという項目もある。世界各地を駆け回る同国随一の国際派、プーチン大統領の身長は170センチと決して高くないが、例外扱いといったところか。
フランスでも昨年、パリの観光局が外国人に対する国別接客マニュアルを配布した。「ブラジル人はスキンシップとタクシーを好む」「スペイン人は無料品と遅めの夕食が好き」など、それぞれの「国民性」が盛り込まれた。
英国版の手引きに書かれた、そのほかの「やるべきこと」「やってはいけないこと」を紹介する。