米大統領選、フロリダ州とノースカロライナ州で大接戦 世論調査

2012.08.29 Wed posted at 16:31 JST

フロリダ州タンパ(CNN) 今秋行われる米大統領選で激戦州と見られているフロリダ州とノースカロライナ州で、民主党の現職オバマ大統領と、共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事が互角の争いを繰り広げていることが、最新の世論調査の結果で明らかになった。

29人の大統領選挙人を抱えるフロリダ州では、投票予定の有権者のうちオバマ大統領支持は50%、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事支持は46%だが、4ポイントの差は統計上の誤差の範囲にほぼ収まる。同州では、無党派層の支持はほとんど互角だ。

投票予定者のうち85%は、どちらの候補に投票するか決定済みで、13%はまだ変更する可能性があるとしている。

同州では前回2008年の大統領選挙で、当時上院議員だったオバマ大統領が、共和党候補のマケイン上院議員に3ポイント差で勝利している。

ノースカロライナ州でも、投票予定者の48%がロムニー氏支持、47%がオバマ大統領支持と大接戦だ。無党派層では、ロムニー氏が13ポイントリードしている。

同州では、投票予定者の8割強が投票する候補を決定済みだが、16%はまだ変更する可能性があるとしている。

4年前の大統領選では、オバマ大統領が僅差(きんさ)で勝利した。同州で民主党候補が勝ったのは1976年以来初めて。同州の選挙人は15人だ。

調査はCNNとタイム誌、世論調査機関ORCが共同で実施。8月22~26日、フロリダ州で1020人、ノースカロライナ州で1019人の投票予定者に電話でインタビューを行った。誤差はプラスマイナス3.5ポイント。

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