米大統領補佐官がキーウ訪問、ウクライナ支援法案の議会通過に自信

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サリバン米大統領補佐官(左)とウクライナのイエルマーク大統領府長官/Vladimir Sindeyeve/NurPhoto/Reuters

サリバン米大統領補佐官(左)とウクライナのイエルマーク大統領府長官/Vladimir Sindeyeve/NurPhoto/Reuters

(CNN)  米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は20日、13カ月ぶりに訪問したウクライナの首都キーウで、米連邦議会下院が最終的にはウクライナ向けの追加の軍事支援を承認するとの考えを改めて強調した。当該の法案は、議会で成立しないまま数カ月が経過している。

ウクライナのイエルマーク大統領府長官と並んで記者会見に臨んだサリバン氏だったが、そうした支援を盛り込んだ法案パッケージがいつ議会を通過する見通しなのか、具体的な日程を示すことはできなかった。

米上院は先月、ロシアと戦うウクライナに向けて600億ドル(約9兆円)規模の軍事支援を可能にする法案を可決した。しかし、ジョンソン下院議長は法案の下院での採決を拒んでいる。報じられるところによると、現行の議会での協議は少なくとも一部の支援を融資の形で承認することに注力しているという。その方式であれば、下院の共和党議員からの支持も確保できる可能性がある。

サリバン氏は「あなた方は米国を信じるべきだ。(中略)我々はこれまで膨大な支援を行っており、今後も日々それを継続する。我々の知るあらゆる方途で」と述べた。

その上で、バイデン大統領も連日法案のために戦っていると言い添えた。

一方イエルマーク氏は、ウクライナがまだ勝利できることに疑念を抱く人々について、現地を訪れウクライナ国民の声を聞き、エネルギーを感じるべきだと強調。「我々は善の側にいる」との見解を示した。

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