ウクライナのドローン、ロシア各地に相次ぎ飛来 大統領選投票最終日狙う

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投票所に貼られた大統領選のポスター=17日、ロシア首都モスクワ/Maxim Shemetov/Reuters

投票所に貼られた大統領選のポスター=17日、ロシア首都モスクワ/Maxim Shemetov/Reuters

(CNN) ロシア国防省は17日、大統領選挙の投票最終日となった同日に、モスクワ州など各地の上空でウクライナのドローン(無人機)36機を撃墜したと発表した。

ロシア国防省によると、モスクワとヤロスラブリで各4機、ベルゴロドとクルスクで各3機、カルーガで2機、ロストフ、オリョール、ブリャンスクで各1機、クラスノダール地方で17機のドローンを、ロシア防空部隊が「迎撃して破壊」した。

地元当局によれば、クラスノダール地方ではスラビャンスクの石油精製所火災で1人が死亡した。死因は心臓発作だった。

ウクライナと国境を接するベルゴロド州知事がテレグラムに投稿した情報によると、同州では16歳の少女が砲撃のために死亡した。一家の自宅では火災が発生し、少女の父親が負傷したという。

一方、ロシアが制圧したウクライナ南部ザポリージャの投票所も17日、ウクライナのドローン2機に攻撃されたと、ロシアがザポリージャの行政官に据えたウラジーミル・ロゴフ氏が明らかにした。死傷者は報告されていない。

ウクライナ空軍は、オデーサ上空で17日、ロシアが夜間に打ち上げたドローン14機を撃墜したと発表した。オデーサ市では15日、ロシアのミサイル攻撃で少なくとも20人が死亡している。

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