学校や店舗を閉鎖、ウクライナ軍の攻撃増加で ロシア・ベルゴロド州

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ロシア南西部ベルゴロド州では、ウクライナ軍による越境攻撃の増加を受け、学校や店舗などが一時閉鎖されるという/Maxim Shemetov/Reuters via CNN Newsource

ロシア南西部ベルゴロド州では、ウクライナ軍による越境攻撃の増加を受け、学校や店舗などが一時閉鎖されるという/Maxim Shemetov/Reuters via CNN Newsource

(CNN) ロシア南西部ベルゴロド州で、ウクライナ軍による越境攻撃が増加していることを受けて、学校や大学、ショッピングモールが一時的に閉鎖されることがわかった。同州のグラドコフ知事が明らかにした。

知事によれば、同州の一部地域では、18日と19日にすべての学校と大学が休校となる。ショッピングモールも17日と18日に閉鎖される。影響を受ける地域はウクライナとの国境沿いに位置しており、同州の州都であるベルゴロド市も対象となる。

頻発している攻撃は、ウクライナでの紛争からほとんど隔離されていたロシアの人々に戦争をもたらしている。

ウクライナ国防省情報総局トップのブダノフ氏は16日、ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州とクルスク州を攻撃している破壊工作のグループの中にロシア人がいると明らかにした。

ブダノフ氏は「これは、ロシア人がこの国内問題をどうやって解決するかについての物語だ。彼らの中にもっと好きなロシア人もいれば、そうでないロシア人もいるかもしれない。それでも、どちらもロシア人だ」と述べた。

ブダノフ氏はロシアへの越境攻撃は今後も続くと言い添えた。

ロシア国営RIAノーボスチ通信によれば、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ベルゴロド州とクルスク州に対する攻撃について、大部分は失敗に終わったと述べたほか、ロシアのプーチン大統領が状況について常に最新の情報を受け取っていると明らかにした。

ウクライナ軍は2023年前半からベルゴロド州を断続的に攻撃していたが、1週間ほど前から越境攻撃を強化している。

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