エトナ山が噴火、噴煙で空港閉鎖 乗客足止め イタリア

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エトナ山から噴煙が南方に向かい、飛行場が閉鎖に/Marco Restivo/Etna Walk/Reuters

エトナ山から噴煙が南方に向かい、飛行場が閉鎖に/Marco Restivo/Etna Walk/Reuters

(CNN) イタリア・シチリア島にある欧州最大の活火山、エトナ山(標高約3350メートル)で噴火があり、噴煙のために同島のカターニア国際空港が閉鎖された。この影響で便の遅れや欠航、行き先の変更が相次いでいる。

同空港の発表によると、近くにあるエトナ山の噴火を受けて現地時間の14日午後8時まで空港が閉鎖され、全便の離着陸が禁止された。乗客に対しては、空港へ行く前に航空会社に確認するよう呼びかけた。

イタリア国立地球物理火山研究所のエトナ火山観測所によると、噴火活動は13日に始まって溶岩が吹き上がる「溶岩噴泉」も発生、南方向へ噴煙が広がった。同山の南側には火山灰が降り積もっている。

足止め状態の旅行客=カターニア国際空港/Orietta Scardino/EPA-EFE/Shutterstock
足止め状態の旅行客=カターニア国際空港/Orietta Scardino/EPA-EFE/Shutterstock

カターニア国際空港では大勢の旅行客が足止めされている。

航空情報サイトの「フライトレーダー24」によると、カターニア国際空港に到着予定だったイタリア国内からの便や、マルタやフランス、オーストリアからの国際便は、欠航になったり遅れが出たり、行き先を変更したりしている。

同空港は7月下旬にターミナルビルで発生した大規模火災のために混乱が生じ、数日前にようやく営業を再開したばかりだった。

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