コロッセオに婚約者の名を刻んだ観光客、SNSの動画で発覚 イタリア

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コロッセオの壁に自分と婚約者の名を刻んだ観光客を特定・処罰するよう伊文化相が要請/Andreas Solaro/AFP/Getty Images

コロッセオの壁に自分と婚約者の名を刻んだ観光客を特定・処罰するよう伊文化相が要請/Andreas Solaro/AFP/Getty Images

(CNN) イタリア・ローマの巨大円形闘技場コロッセオを訪れた観光客が自分と婚約者の名を壁に刻む様子を映したとされる動画がSNSに投稿され、同国文化相が26日、この観光客を突き止めて罰するよう呼びかけた。

ジェンナーロ・サンジュリアーノ文化相は、「世界有数の名所であるコロッセオのような歴史遺産を観光客が傷つけ、自分の婚約者の名を刻んだことは、極めて重大かつあるまじき行為であり、非礼極まりないと考える」「このような行為に及ぶ者は誰であれ突き止め、法に従って罰することを望む」とツイートした。

文化相の投稿には、ぼかしが入った若い男性観光客の画像と、この男性が鍵を使ってコロッセオの壁に文字を刻んでいる様子の動画が添えられている。

イタリアのANSA通信によれば、壁には「Ivan+Haley 23」の文字が刻まれていた。

発生は23日だったとされ、SNSに投稿された動画について警察に通報があった。

男性が起訴されて有罪になった場合、1万5000ユーロ(約230万円)以下の罰金か、5年以下の禁錮を言い渡される可能性がある。

同様の事件は2020年にも発生していた。この時は、観光客が自分の頭文字をコロッセオに刻んでいるところを警備員が見つけて警察に通報し、アイルランド人観光客が損壊の罪に問われた。

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