ウクライナ、英国に長距離兵器の供与要請

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
訪問先の英国でスナク首相(左)と言葉を交わすゼレンスキー大統領(右)=5月15日/Ukrainian Presidency/Anadolu Agency/Getty Images

訪問先の英国でスナク首相(左)と言葉を交わすゼレンスキー大統領(右)=5月15日/Ukrainian Presidency/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は、英国のスナク首相と電話会談を行い、ウクライナが長距離射程の兵器を必要としていると伝えた。

ゼレンスキー氏は、戦闘の経過や、ウクライナの防衛に必要なもの、長距離射程の兵器といった戦場におけるウクライナ軍の能力の拡大のためのさらなる協力について協議したと明らかにした。

英国はウクライナに対して、長射程の巡航ミサイル「ストーム・シャドー」を供与している。ストーム・シャドーの射程は、他の西側諸国が提供しているロケットやミサイルよりも長い。

ゼレンスキー氏は、週内に英ロンドンで開催されるウクライナの復興に関する会議について、スナク氏に謝意を示した。

英国はウクライナに対する武器の供与で主導的な役割を果たしている。ゼレンスキー氏は、ロシア軍に対する反攻に備えて、より高性能の武器の供与を繰り返し求めている。

ゼレンスキー氏は7月にリトアニアで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議について、ウクライナに対して、加盟に向けた具体的な見通しを示すことが重要だとの見方を示した。平和フォーラムの実施に向けた取り組みや、ウクライナに対する安全保障の準備についても話し合ったという。

ゼレンスキー氏は今回の電話会談で、ロシアが西側諸国の部品を使ったミサイルの生産を増強しているとして、制裁の圧力を強める必要性を強調した。

「スナク首相」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]