自衛官候補生が射撃場で発砲、2人死亡

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岐阜県日野市の陸自射撃場で、自衛官候補生が隊員に向かって発砲する事件があった/Courtesy NHK

岐阜県日野市の陸自射撃場で、自衛官候補生が隊員に向かって発砲する事件があった/Courtesy NHK

東京(CNN) 陸上自衛隊によると、岐阜県日野市の陸自射撃場で14日午前9時ごろ、実弾射撃の訓練中に自衛官候補生が隊員に向かって発砲し、2人が死亡した。

発砲した候補生は逮捕された。現時点で動機は明らかでない。

松野官房長官は記者会見で射撃事案の発生を確認し、少なくとも3人が負傷したと語ったが、捜査中のため詳細は控えると述べていた。

国内メディアは、10代の自衛官が自動小銃を発射したと伝えた。

日本は銃規制法が極めて厳しく、銃犯罪の発生率は世界で最も低いレベルにある。

だが昨年は安倍晋三元首相が街頭演説中に手製の銃で撃たれて死亡するなど、銃器発砲事件が9件発生し、4人が死亡、2人が負傷した。このうち6件は暴力団などによる銃撃だったとみられる。

長野県中野市では先月、警官2人を含む4人が刃物と銃で殺害された。

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