反体制派が砲撃、住民30人死亡か シリア北部アレッポ

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アレッポから脱出する人々。同市内には現在も最大で30万人が取り残されているという

アレッポから脱出する人々。同市内には現在も最大で30万人が取り残されているという

(CNN) シリア政権軍と反体制派の戦闘が続く北部アレッポで反体制派が実施した砲撃により、子どもや女性を含む少なくとも30人が死亡したとみられる。

在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団」が2日に発表した。

アレッポの東部地区は2012年7月に反体制派の支配下に入った。しかし政権軍が最近になって同地区を包囲。反体制派はこれをはねつけるための作戦として、31日夜に攻撃開始を宣言していた。

アレッポの一部地域では、ロシア空軍の支援を受けた政権軍の爆撃が80日以上も続いている。

政権軍に包囲された住民らは物資の供給を断たれ、食料や水、燃料、医療用品などが不足して危機的状況に陥っている。市内には20万~30万人の住民が取り残されていると推定される。

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