中東系男性へ相次ぐ集団暴行、難民に風当たり強まる ドイツ

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反難民感情の高まりに異を唱えるグループも抗議活動を行った

反難民感情の高まりに異を唱えるグループも抗議活動を行った

それでもメルケル首相は、法に従う難民を積極的に受け入れる姿勢を変えていない。マース法相はドイツ紙ビルトの日曜版に掲載されたインタビューの中で、大みそかの事件は女性を狙った計画的な組織犯罪だったとの見方を示した。

大みそかには欧州の他の都市でも女性に対する性犯罪が相次いだ。スウェーデン・カルマルの警察は8日、難民の男2人を逮捕したと発表。2人は大みそかに発生したわいせつ事件11件のうち2件にかかわった疑いが持たれている。ほかにも容疑者10~15人の行方を追っているという。

オーストリアのザルツブルクでは男2人が女性に対する性犯罪に関与したとして訴追されている。23歳のシリア人の男は、20歳の女性に対する性的暴行などの疑いが持たれている。

スイスのチューリヒでも、女性6人が男の集団に囲まれて金品を盗まれたりわいせつ行為をされたりしたとして被害届を出した。

フィンランドのヘルシンキでは、「難民認定申請者の集まり」の付近で大みそかに起きたわいせつ事件2件に関連して警察が捜査を行っている。

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